自分のやりたい曲
発表会が近づいてきた5月、出演される生徒さん達は、既に曲を決めて練習を開始しており、出演されない生徒さんも、宿題になった曲に熱心に取り組んでくれていて、1人1人が頑張っています。
すると大人しいタイプだった彼女が、キラキラした目で「〇〇が良い!」と曲名を教えてくれました。それは彼女が大好きだというグループの、大人気な曲でした。さっそく翌週から練習を開始しましたが、テンポが早く、リズムが取りずらい曲で、時間も少ない為、御家族も心配されていて、再度、考え直すことになりました。 翌週、彼女とお母様から聞いたお返事は、「今回の発表会は見送って、来年この曲で出演したい」という答えでした
。最初は正直、自分の中では予想外だった答えに驚きましたが、それでもこの曲が弾きたいという強い意思が見られ、それがとても嬉しく、同時に感激しました。 今は来年の発表会に向けて、テキストと共に、毎週少しずつ進めています。来年はこの曲で出演することを目標に、一緒に頑張ろうね!