3拍子の難しさ

皆様、こんにちは♬*ﾟ
今回は、小学生の生徒様のお話で、テキストが進むにつれて頻度が増えてきた、3拍子の曲について行っていたレッスン中にあった1コマを、今回はブログにしてみました。

今回、レッスンで行ったのは、4分の3拍子というもので、四分音符(♩)が1小節の中に、3拍までという拍子のことで、テキストにもよるとは思いますが、一番最初に4拍子、そして次に習うのが3拍子という形が、多くございます。

そんな3拍子を初めて習うとき、多くの生徒様がまず間違えてしまうのが、4拍子で弾いてしまうことです。3拍子は、1、2、3で数えますが、3拍目から次の小節の1拍目に行く際、すぐに準備するのが難しく、3拍目が二分音符で1、2とのばしてしまう為、結果、3拍子の曲が4拍子になっているケースが、多くあります。
最初は、説明から入り、リズムを取ったり、2通り(正解・不正解)のお手本を弾いて当ててもらったりと、少しずつ理解を深めていけるよう、皆様と日々、行っています！
なので、いつも丸をもらった時、皆様の笑顔をたくさん見ていますが、特に3拍子系の丸の時は、より嬉しい表情のような気がします♫

そして、今回の生徒様は、テキストが数冊進んでいて、だんだん難しくなっている中、3拍子ということに加えて両手という、なかなか難しい曲だった為、この日、レッスンの最初に生徒様に弾いてもらった時は、4拍子に……

音や、リズム、スラーなど他は完璧だったので、とても惜しかったのですが、一緒にもう一度、3拍子を考えてみることにしました。

各小節、3拍目から1拍目に移動する部分の練習や言葉で数えてみたりと、レッスンで細かくやってみると、その日の最後には完璧に出来ました！

｢凄い！やったね〜！｣と言うと、｢最初4拍子になってたのに、ちゃんと3拍子になった！｣と喜んでいて、私としても嬉しかったです♫

テキストが何冊も進むと、だんだん難易度が上がる為、その日にアドバイスしたことを、宿題という形で翌週に持ち越す場合も当然ございますので、注意したその日になおすことが出来た生徒様の成長の証と頑張りに、嬉しく思います♫

3拍子は苦手！という方もいらっしゃると思いますが、練習をしたらしただけ結果はついてくると私は思っています。

なので翌週に持ち越しても、同じ曲を何週にもわたって行っていたとしても、焦ることはないので一緒に頑張っていきましょうね♫