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暗譜の方法

みなさん、こんにちは。

ぱれっとピアノ教室 講師の田中芙生子です。

最近、発表会や生徒様とのレッスンで暗譜についてよく話をします。
私は常日頃、「楽譜を見てね」と、レッスンで伝えています。
それは、作曲家がその曲に対してこう演奏して欲しいと願ったこと、その曲への想いが書かれているからです。

私は正直、小さな頃、それをきちんと読んでいたか自信がありません…
ただ、習っていた先生がどんな曲かを当時CDなどで聴かせてくれて、更にその曲がどんな背景で作られて、どんなところが私に合っているか、を細かく説明してから譜読みに入らせてくれました。
だからか、こんな曲でこんな風に弾きたい!と自分なりの解釈だけで弾いてしまっていた記憶です。
作曲家には申し訳ないことをしていたな、とよく感じます。

その上で嬉しいことに暗譜が得意だったので、少し暗譜ができるとすぐ楽譜を閉じて弾いてしまっていました。
…良くないですね。
ただ、私にとって暗譜は、覚えるという作業よりは、好きな曲を歌の歌詞のように音階が耳に付いていくイメージで、今でも暗譜している曲は音階を口ですらすら言えると思います。
よく“耳コピ“と言いますが、恐らくこれは絶対音感を持っている人なら同じ感覚だと思います☺️

と言う私の経験から、暗譜はすごいですが、楽譜をよく読み込んで、書いていることも全て覚えて暗譜だと思うので、皆さん、楽譜はしっかり見て弾きましょうね🎵

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