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頑張り屋さんの涙

皆様、こんにちは♬*゚
今回のテーマは、「頑張り屋さんの涙」です。
レッスンでは、楽しく弾くことを心がけていますが、曲の難易度や進捗状況によっては、なかなか弾けない!という時も、あると思います。
今回は、頑張り屋さんな生徒さん達の、涙にまつわるお話を皆様にお届けしたいと思います。

ピアノに限らず、勉強やスポーツなど、どんな習い事でも、時には上手く出来ずに、落ち込んでしまう時もあると思います。いつも楽しく、いつも曲が合格できたら、それに越したことはないのですが、こういった経験も、生徒さん達の成長にはとても大切だと考えています。

生徒さんのHちゃんは、先日、スタッカートや和音、そしてテンポが早いという、そのテキストの中でも難易度が上位の曲を行っていた際、片手ずつや部分練習などを行っていましたが、なかなか上手く弾けず……。でも焦っても上手くいかないので、一緒に深呼吸をしたり、「落ち着いて弾いたら大丈夫だよ!」と声掛けをしていたところ、ポロポロと涙を流し始めたHちゃん。
「大丈夫だよ〜」「弾けなくてもまた挑戦したら良いんだよ〜!何回もチャレンジしたら弾けるようになるからね♫」と声掛けをすると、声掛けに応えてくれるかのように、落ち着き始めたHちゃん。
その後、自ら挑戦していくHちゃんの姿が、私はとても嬉しく思いました!
翌週には完璧に弾けていて、合格したHちゃん♫よく諦めずに頑張りましたね!

お次も同じイニシャルの、Hちゃんです。
Hちゃんは現在、使用する音域が広くなったり、左手の三和音、両手のタイミングなど、様々なことへの注意が必要な曲を行っています。
幼稚園児のHちゃんは、小学生の生徒さん達よりも手が小さいのですが、指使いを工夫したり、とにかく一生懸命よく練習してきてくれるので、小学生でも難しい曲でも、スラスラ弾けるほどに、成長しています♫
そして先日、上記の曲に挑戦していたところ、ポロッと涙を流していたHちゃん。"悔しい"という言葉を発したり、決して頷くことはしなかったのですが、またピアノに向かって頑張るHちゃん。
その翌週には、「おうちでがんばった!」と言ってスラスラと弾いてくれたHちゃん。その時くれたお手紙には"いつもありがとう""これからもがんばります"そして、"だいすき"と書いてあって、とても嬉しかったです♫

ピアノも、他の習い事でも、いつも上手くいく時ばかりではありません。時には苦戦したり、挫けそうになる時もあるかもしれませんが、その練習を積み重ねた先に、"弾けるようになる楽しさ"があるので、その楽しさを皆さんに知ってもらえたら嬉しいですね♫
失敗しても大丈夫!また一緒に挑戦しましょう!

 
 

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