音楽の感じ方
寒さが和らぐ季節になってきましたね。その反面花粉症の辛い時期にもなり、私は薬を飲んでなんとか凌いでいます。。!
皆様もお身体ご自愛くださいね。
最近ふと幼い頃、両親と写真展や美術展に行ったときのことを思い出しました。
父はいつも作品から感じ取ったことを自分なりに自由にインスピレーションを得てアンケート用紙に感想を書いていました。なぜそんな風に書いているのか尋ねると「芸術は自分が感じたことを素直に受け取っていいんだよー(^^)」と教えてくれました。
私は音大生のとき、実技試験やコンクールに必死で“こうあるべき”と音楽に固定観念が強くなっていた時期もありました…(^_^;)特にクラシックは再現芸術のため作曲家の意図や曲の背景、音の出し方などとても重要になってきます。
それはとても大切なことですが、本質である自分がどう感じたか、心から楽しいと感じられているかということも忘れてはいけないと思い出しました。
どんなに評価されている作品も、受け取り方は自由でありその人次第。そこに素晴らしさがあるのではないでしょうか…(*^_^*)
知識だけではなく、生徒さん一人一人のその瞬間にしか出せない音や感じ方、想像力や発想力も大切にレッスンしていきたいと思います!