これ、どうやるの?
今回のお話は、幼稚園生のとある生徒さんのレッスンで、最近いつも、その生徒さんから「先生、これどうやるの?〇〇も出来る?」と聞いてくれるのですが、何が気になっているのかというと、伴奏について気になっているようです♫
主に幼稚園生など、小さな生徒さんがご入会してくださった際に、まず始めるテキストは、右手の5本指だけで弾くことが出来るテキストなのですが、そこには、先生が弾く伴奏譜があります。
生徒さんが弾けた時に、最後に先生は伴奏、生徒さんは生徒さん用の方を弾いて、合わせて丸!という風にしています♫
他にもリズムがあるので、一緒に手をたたいたり、歌詞も書いてあるので、弾きながら歌ったりすることも出来ます。
ほとんどの生徒さんが、自分とは違う音で、和音などが出てくるので、すごく興味を持ってくれるのですが、中でも今回の生徒さんは、特に興味を持ってくれて、いつもキラキラした目で見てくれます♫なので「〇〇ちゃんも、もっとたくさん本が進んだら、弾けるようになるよ〜!」と教えてあげると、「ほんとに?!〇〇も、早く先生みたいに、出来るようになりたい!」と言ってくれて、生徒さんにとっては何気ない一言だったのかもしれませんが、私にとっては本当に嬉しかったです♫
私も子供の頃、先生の演奏を聴いて、「私も早く、あんな風に弾けるようになりたい!」と思ったことを、生徒さんを見て、懐かしく感じました。
ピアノに来て、曲を弾いて、ワークをして、帰るという流れの中で、ただただピアノに来るだけでなく、興味や目標を持ってくれて、「今日も楽しかった!来て良かった!」という風に思ってもらえるレッスンを、これからも心がけていきたいと、思っています。