楽譜を読むことが苦手な方への工夫
こんにちは!
ピアノ講師の豊田真菜です。
「楽譜を読むのがちょっと苦手…」というお子さん、実はめずらしくありません。でも読譜って、コツさえつかめば意外とすんなり進むものなんです。今日は、おうちでも取り入れやすい工夫をお話しします。
まずおすすめしたいのが、ト音記号とヘ音記号、それぞれの「ド」と「ソ」の位置だけを先に覚えてしまうことです。全部の音符を一つひとつ数えて読むのはとても大変ですが、「ド」と「ソ」という目印さえ分かっていれば、そこから一つ上、一つ下、と数えるだけで周りの音も自然と読めるようになります。基準になる音を持っておくと、楽譜を見たときの安心感がぐっと変わってきますよ。
音符が読めるようになってきたら、指番号に頼りすぎないことも大切にしたいポイントです。指番号があると弾きやすくはなるのですが、それだけを目で追ってしまうと、肝心の音符を読む力がなかなか育っていきません。指番号はあくまで補助として使いながら、少しずつ「音符そのものを見て弾く」練習も混ぜていけたらと思います。
それから、音の高さとリズムを同時に読もうとすると、頭がいっぱいになってしまうこともあります。そんなときは、まずリズムだけを手拍子で確認してみてください。「タン・タン・タタタン」のように口ずさみながら手を叩くだけでも、鍵盤に向かったときの負担がぐっと軽くなります。
そして何より大事なのは、焦らないことです。読譜は一度で身につくものではなく、繰り返し楽譜に触れるなかで、少しずつ、本当に少しずつ積み重なっていくものです。まだ読めないと焦らず、今まさに育っている途中だと、あたたかい気持ちで見守っていただけたら嬉しいです。
読むことが得意になると、弾くことがもっと自由に、もっと楽しくなっていきます。レッスンでも、お子さん一人ひとりのペースに寄り添いながら、丁寧にサポートしていきますね😊
