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「できない!」と諦めてしまった時

こんにちは。田村です。

レッスンで出来ないところがでてくると「弾けない」「できない」と、すぐに諦めてしまうお子さん。

ピアノ講師として、そういったお子さんにどのように寄り添うべきか、日々考えさせられます。

今回は、諦めグセのあるお子さんへのアプローチ法についてお話しします。

1. 諦めは「できない」からではなく「知らない」から

お子さんが「できない」と言うとき、それは本当に「弾けない」のでしょうか?

もちろん、テクニック的に難しいという場合もあります。

しかし、多くの場合、「どうすれば弾けるようになるか」という、弾けるようになるまでの過程を知らないだけかもしれません。

「この指をこう使えばいいんだよ」「この部分はゆっくり練習すると上手くいくよ」など、具体的な攻略法を教えてあげることで、お子さんの「できない」は「できるかも!」という希望に変わります。

あとは、小さいお子様の場合は単純に回数をこなしていないだけの場合もあります。

その時は1回弾くごとにシールを貼ったりして、楽しみながら繰り返すことができるようにしてあげるといいかなと思います。

「できるかも!」を繰り返していくたびに、挑戦することへのハードルが下がっていく気がします。

2. 「できた!」の瞬間を小さく、たくさん作る

一度にたくさんのことを要求すると、お子さんは「できない」の壁にぶつかりやすくなります。

「今日はこの1小節だけを完璧に弾いてみよう!」

「右手のこの3つの音だけでいいから、弾いてみて!」

というように、目標を細かく区切ってあげることが大切です。

「できるじゃん!」

「今のが一番いい演奏だったよ!」

と、その都度、小さなできた!を積み重ねてみましょう。

3. 「完璧」よりも「まずやってみる」

ピアノの練習は、最初から完璧を目指す必要はありません。

最初は音を間違えても、リズムがずれても大丈夫。

大切なのは、「まずやってみること」です。

私はできるだけ「間違えても止まってもいいから弾いてごらん」と声をかけるように心がけています。

小さいお子さんには気軽に挑戦してごらんとお声がけしますが、なにかに挑戦するということは大人になってからも、容易ではありません。

大人になればなるほど難しくなっていくことで、

これらのアプローチは常に自分自身にも言えることだと思います。

そんな難しいことを、みなさん小さい体で精一杯頑張っていて素晴らしいなと思うと同時に、

みなさんの小さくて大きな成長の瞬間を楽しみにしています。

田村

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