テキスト最後の曲
皆様、こんにちは♬*゚
今回のテーマは、「テキスト最後の曲」です。
当教室では、年齢やレベルに合わせて、様々な楽譜を使用しておりますが、どれも1冊の中で最後の曲は、難易度が高いものになっています。
そのテキストの中で習った音やリズム、テクニックなど、総復習のような形になっています。
そこで今回は、「早くテキストにいきたい!」と言っていた生徒のIちゃんのお話を、今回は、皆様にお届けしたいと思います。
Iちゃんが使用しているテキストは、レベルもかなり上がってきたもので、その中の最後を飾る曲は、発表会でも使用できるレベルのものになっていて、テンポが速かったり、和音が多く、スラーやスタッカートなどのテクニックも求められる、難しい曲となっていました。
まずは譜読みやリズム練習から始め、片手ずつが弾けるようになり、そこから両手へと様々な段階を踏んで、少しずつ進めてきました。
「難しい〜!」「やっとここできた……!」と落ち込んだり喜んだりしながら、Iちゃんのペースで着実に上手になっていきました♫
そこで合格するために問題だったのが、速さでした。左手が和音のスタッカートで動く為、途中で手が疲れてしまい、遅くなることが十分に考えられるこの曲は、そこが乗り越えるポイントでもあり、難しい点でもありました。
テンポを一定させるために始めたのが、メトロノームです。ゴールのテンポを決め、少しずつ5個ずつ上げて、とにかくついていけるように始めた練習。難しながらも、本当によく頑張ってくれて、見事、最後の曲をクリアしました!!
「やっと最後の曲おわった〜!」と喜んでいた笑顔は、とても輝いていました✨
新しいテキストをもらって、にっこり笑顔なIちゃんを見て、私もとても嬉しかったです♫