書き込み

ピアノを含む音楽では楽譜、勉強では教科書やノートなど、何かを学んでいく上で、書き込みは、とても大切なものですね♫
特に音楽大学に通っていた頃は、”楽譜は、自分の財産であり、先生の書き込みは宝！” と言われていたので、先生からの書き込みはとても有難いもので、どんどん色々な書き込みで楽譜がうまっていきますが、それこそが財産なのだと、私自身もそうだと思っていました。

自分自身が先生となった今、幼稚園生や小学生など、小さな生徒さんが多いですが、気をつけることや、お家でやってくることなど、様々な書き込みをしています。今後、もし手元に残して下さって、見返して下さった時に、｢こんなこと言われたな〜！｣｢そうそう、ここ難しかったな…｣などと思い出してもらえるといいなと思いつつ、生徒さんのためになるような書き込みを意識しています。

書き込みは基本、私が書くことが多いのですが、中にはお家で練習した際に、間違えてしまったところに印をつけてくれたり、｢〇〇に気をつける｣と自ら書き込みしてくれる生徒さんもいます！
今は発表会が近いのもありますが、普段のテキストにも自分の字で、練習した証が残っているのを見ると、とても嬉しく思います♫

書き込みは、ただ何かを書けばいい訳ではなく、間違えることが多いところに書いたり、そこはどんな気持ちで弾くべきなのか、など書くことによって、今後もし別の曲で同じリズムが出てきた時に、前のページを見て、｢先生にこんなこと言われたな〜｣｢ここは、こういうリズムで練習したんだった！｣などと、思い出すことが出来ます。
真っ白な楽譜も魅力的ではありますが、私は1曲が合格になった時、こんなに頑張って合格できた！という達成感を毎回、感じていました♫
今の生徒さんにも今後、そう感じてもらえるようなレッスンができるよう、そんな日を楽しみに、私自身も頑張っていきたいと思っています。