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ごきょうだいでピアノを楽しむ

みなさんこんにちは。
ぱれっとピアノ教室の田中です。

最近、ごきょうだいでレッスンに通ってくださる生徒様も増えています。
先にお兄さんから、もしくは妹さんから先に、などごきょうだいでそれぞれです。
もしくは、夏休み時期などは、通っていらっしゃるごきょうだいのお子様が、親御様と一緒にいらっしゃるなどもありました。

私自身、3歳年上の姉を持つ妹でして、ピアノにおいては親、姉には非常に感謝しております。
と言うのも、おかげで絶対音感がつきました。

私がピアノを習い始めたのは5歳、音大に通っている周りの人からは少し遅いスタートでした。
ですが、0歳の頃から姉のピアノレッスンについて行ったこともあり、そのおかげでピアノを習い始める頃には絶対音感がついていました。
姉がやっていて難しかった曲はどう進めるか、姉がピアノの発表会用に買ったエナメルの可愛い靴をおさがりで履いたり、、
苦労をしなかったわけではないですが、大変な思いをしてピアノを続けていた記憶はありません。

姉はヤマハのピアノ教室に姉が幼稚園を卒園するまでの約2年間、またその後個人のピアノレッスンに2年ほど通い、私はその付き添いで行っていただけでした。
また、記憶にはないですが、姉のレッスンでは抱っこ紐の中や歩き出してから、姉や先生のピアノに合わせてオリジナルのダンスをずっとしていたようです(笑)

けれど、その期間で絶対音感が付いたと考えると、いかに小さな頃に耳に音を“意識的に”入れるか、聴かせるかが大事だと思いました。
この、意識的に、が大事だと思っております。
遊びながら聴き流す、などではなく、聴く、ということをご自宅やどこか集中できる環境の中で耳に入れることが大事だと思います。

絶対音感が付くことの素晴らしいところは、ピアノを弾いている時に音間違いに気付くことができるのです。
楽譜と鍵盤を見るだけでなく、曲を正しく美しく演奏することができるのは嬉しいことです。

是非ごきょうだいがいらっしゃる方は、ご自宅でもレッスンでも聴かせてあげることを沢山してくださいね!
そして教室では小さなお子様には絶対音感レッスンも用意しています。

まだまだ落ち着かない時期ですが、どうかくれぐれもご自愛くださいませ。