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こんにちは。

ぱれっとピアノ教室の田村です。

6月に入り梅雨の季節がやってきました。

雨の日は、空が暗くてジメジメしていて、あまり気持ちが晴れませんよね。

そんな雨の日ですが、音楽には雨がタイトルには入っている曲が多くあります。

今回はその中から、ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」を紹介します。

雨の歌というタイトルはブラームス本人がつけたものではありません。
これは第3楽章の冒頭の主題がブラームスが1873年に作曲した歌曲の主題を用いていることから題名で呼ばれました。
もととなった歌曲「雨の歌」を作詞したグロートはブラームスのいとこと同じ学校に通っていたこともあり、ブラームスと親交をもちました。

詩は大井駿さんの訳によると、「雨が降ると裸足になってはしゃいだ子供の頃を懐かしむ」という内容だそうです。

雨の音のイメージを直接表現するのではなく、雨から過去や思い出を連想して懐かしんでいる、回想している曲なのかなと思います。
ト長調の暖かいキャラクターからいい思い出なのかな、、と考えてしまいます。

皆さんは雨からどんなことを連想しますでしょうか。。

個人的にジャスミンカ・スタンチュールとウェルナー・ヒンクの録音が大好きなので是非聴いて見てください。
https://youtu.be/FG9yeV_gko4?si=Kr6ee7hFWw8jKEmA

田村

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