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書き込み

皆様、こんにちは♬*゚
今回は、小学生の生徒様のお話です。ピアノを始めて1年半ほど、常に一生懸命な生徒様のとある日のレッスンを、今回はブログにしてみました。

今回の生徒様は、ご入会いただいてピアノを始めた頃から、常に意欲的で努力家なのです。
テキストが進むと、1曲を2〜3週(2〜3回のレッスン)にわたって行うことも、決して珍しくなくなりますが、こちらの生徒様は宿題を完璧にやってきて下さり、たくさん丸をゲットしています♫
もちろん難易度が上がっていく中で、途中で壁に当たったり、つまづいてしまうこともありましたが、悔しさをバネに、一生懸命頑張っています!

そんな生徒様のレッスンで、先日、驚いたことがありました。今、行っているテキストは、私の生徒様の中でもまだ数人しか行っていない、難しいテキストだったのですが、、、

私「よく頑張りました!上手に弾けたね!そしたら今日でこの曲は、合格です♫」
生徒様「やったぁ〜!良かった〜!」
私「頑張ったね〜!そしたら、次の曲も見てみようかな〜、、、ってあれ?!ここ宿題じゃなかったけど、次の曲もやってきてくれたの?!」
生徒様「はい!これが出来るようになったので、少し見てみました!」
私「凄いね!偉いね〜!ありがとう!」
生徒様「でも、ここが分からなくて……」

なんとページを開くと、合格した次の曲には、ビッシリと書き込みがあったのです!
テンポについて、強弱について、どのように弾くのか、どこを気をつけるのか、自分の考えを書いてくれていたのです。その上で、分からないことは、ちゃんと質問をしてくれました。
この辺りになると、曲を仕上げるだけで、とても大変な上、もし週の始めに出来ていたら、このままキープしよう!と思えるところを、「次の曲みてみよう!」と思ってくれたことが、先生として、とても嬉しかったです♫

楽譜は書き込みのない、そのままの白い楽譜の方が素敵、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、楽譜は生徒様の頑張った証と成長の記録だと私は考えています。
いつか楽譜を見返した時に、「この曲ここが難しかったな〜」「この曲頑張ったな〜!」と思えるよう、今、一歩ずつ一緒に頑張りましょう♫