新しいテキスト
新しい物というものは、どんな物でも嬉しかったり、キラキラして見えるものですよね♫
学年が上がった時に貰う新しい教科書、短くなって買ってもらった新しい鉛筆、初めて袖を通した新しい制服など、今まで新しいものに出会うと、とてもワクワクしました!!
そんな新しい物シリーズですが、まさしく教室で貰う新しい物というと、楽譜(テキスト)です。
ご入会後に初めてもらったテキスト、1冊を終えて次のテキストをもらった時など、この瞬間は皆様とても輝いています♫
「うわ〜!今度は猫が書いてある!」「今度はピンクの本だ〜!」などと皆様、新しいテキストにいつも興味を示して下さいます。
渡すと表紙を見つめている生徒さん、さっそく中をパラパラとめくる生徒さんなど、様々な反応を見せてくれますが、中でも記憶に残った生徒様がいらっしゃいました。
その生徒様は、私がテキストを取り出した記録を付けていた際、じっと1番の曲を見つめていて、「よしっ!じゃあ、やってみようか〜!」と言うと「新しいの、もったいなくて折れない……」と。
普段からシールを貼ったあとは、まとめて渡してくれたり、色鉛筆も綺麗に戻してくれたり、物を大切にしてくれているのが良く伝わっていましたが、幼い年齢でそう思えることが凄い!と本当に驚きました!
物を大切にすることは、とても素晴らしいことなので、これからもその気持ちを忘れずに、大きくなってほしいなと思います。それと同じように、楽譜は先生の書き込みや、自分で書いたことなど全てが頑張った証なので、丁寧に扱うのは前提にたくさん書き込んで、自分のペースで1つずつ勉強していってほしいなと感じました♫