踊りと音楽
夏祭りに行くと、盆踊りが行われていることも多いと思います。そのリズムやメロディーを聴いていると、クラシック音楽とは全く違うものだということが分かるでしょう。同じ音楽なのに、なぜこんなにも違うのでしょうか。
その理由のひとつは、ヨーロッパと日本の宗教における音楽の表現の仕方に違いがあるからというものです。
ヨーロッパのキリスト教は、主に歌によって神の存在を人々に伝え、神と繋がろうとしました。そのためメロディーがはっきり連なり、それを強調するための和声が生まれます。
しかし日本は神事として身体全体を使った踊りを扱い、リズムを刻むために主に打楽器を使用した音楽を作りました。そのため、ヨーロッパの音楽よりも重たいリズムの音楽が生まれたと考えられます。
音楽というものは、信仰と深く結びついています。ピアノでは表現できない日本の音楽に身を委ねる夏にするのも、いいかもしれませんね。
