歌うように弾くピアノ
ぱれっとピアノ教室で使っているテキストには、ピアノのオリジナル曲を収録したものから、聞き馴染みのある有名な曲をピアノで弾けるようにアレンジしたものを収めたものまで、様々なものがあります。
今回登場する女の子は、ある有名な賛美歌をピアノのために編曲されたものに取り組んでいます。
この曲は、静かで、なめらかなメロディが綺麗な曲です。
ピアノは指で鍵盤を押せば誰でも簡単に音を出すことができる楽器ですが、打鍵のタイミングや速さなど、微妙なタッチの違いによって出てくる音は大きく変わります。
そのため、単に「鍵盤を押す」だけでなく、弾き手が音に対してどのようなイメージを持って弾くのかがとても大切になります。
レッスンの中では、生徒さん自身が声に出してこの曲を歌うときに、どのように歌うのか、音と音の間隔をどのように処理することで自分が歌いたいと思うような音の流れが作れると思うか、という点に着目して練習を行いました。
すると、自分の歌い方について考えるようになり、その後にピアノで弾いた時に自分の音を注意深く聴くようになりました。そしてその結果、とてもなめらかに弾くことができるようになりました!
これからも歌心を大切にしながら色んな曲に取り組んでいこうね♪