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どんなイメージ?

日常生活の中で “イメージ” を持つことは、色々な場面でありますが、人に対してのイメージ、物に対してのイメージなどある中で、今回は、ピアノ教室ならではの、曲に対するイメージを指導していた時のお話を、してみたいと思います!

ピアノに対して「イメージ?」と思われた方も、いらっしゃるかもしれませんが、ピアノを弾く上でとても大事なことなのです!もちろん最初に習い始めた頃は、弾くことに精一杯だったり、小さな生徒さんが多いので、イメージを持つことは難しいかもしれませんが、ある程度テキストが進み、曲が長くなってきて、強弱やリズムなど、色々なことに気をつけることが増えてきた小学生などでイメージについてのお勉強をしています♫

例えば3〜5分くらいの曲や、繰り返しがある曲など長いものは、譜読みをするだけでも、きっと大変ですよね……でもピアノは、弾くだけで満足感がありますが、その先がとても大切です!
「どのように弾くのか」答えがないからこそ難しいのですが、逆を言えば答えがないからこそ、自分で考える力をつけることができます。
同じ演奏を聴いた時、同じ音でも感情の乗せ方や弾き方が違うだけで、全く違う曲に聴こえるのもこういったことが関係しています。

そんな中、AやBなど多く場面が変わる曲をやっていた今回の生徒さん。「まずAの部分はワルツって書いてあるんだけど、ワルツって知ってるかな?」と聞くと「うーん……」と答えてくれた生徒さん。
ワルツについての説明をすると、一緒に習っている妹ちゃんとお母様が、2人でワルツを踊って見せてくれたのです♫イメージがついたところで、弾いてみると、最初よりワルツ感が出ました!

このようにイメージを持つことで、より良い曲にすることが出来るので、弾き方に迷ってしまった生徒さんは是非、実践してみてください♫