譜読みのやり方②
前回も譜読みのやり方をお伝えしました。まだ❶を読んでいない方は是非❶から読んでくださいね。
今日はこの間の続きから書いてみます!
4.もう一度曲の全体練習をしよう!
さあ、ここまで読んでくださった方は、もう曲が最後まで練習できたのではないでしょうか?
最後まで弾けたね!お疲れ様!
と言いたいところですが、まだ終わりじゃないですよ!
部分練習が最後の区切りまで終わったら、曲を一度通してみましょう!最初から通してみるとまだ上手く弾けないところがでてきたり、なんだか区切りの繋がりがうまくいかなかったり、問題点がたくさんでてくると思います。
先ほど付けた強弱も全体のバランスで見ると、大げさなような、曲の雰囲気にあってないような、、ここの段階ではこういったことをしっかり見直していくことが大切です!
♫ここでのポイント♫
- 最後まで通せるか
- 流れよくスラスラ弾けているか
- 弾けないところ、苦手な場所はどこか?
5.譜読み完成!そのあとは?
強弱やアーティキュレーションに気をつけて全体が両手でスラスラ弾けるようになったら譜読み完成です。
最後までとってもよく頑張りましたね!
さあ、ここから本当の曲作りの始まりです。
この曲をどうやって演奏しようか?音色はどうしようか?ここから先はとっても楽しいですよ!考えただけでワクワクします♫
ピアノって鍵盤を押すとピアノ中のハンマーが弦を叩いて音を出すのですが、この鍵盤の『押し具合』タッチですね!これによって驚くほど音が変わります。
優しいタッチで弾けば柔らかい音、激しく弾けば尖った音が、体全体でたっぷりと弾けばまんまるな太い響きの音が作れたり、音作りって楽譜には書いていないことがほとんどですが、やるとやらないのでは演奏は大違いですよ!
最後までスラスラ弾けた曲を今度は、いっぱい研究して自分だけの音色をつけて演奏してみてくださいね♫