
ベートーヴェンはなぜ怒ってる顔で描かれるの?
こんにちは!講師の島田です。
先日、教室の通貨、「パレカ」をもらった生徒さんがいましたが、お札には、ベートーヴェンが描かれていました✨
すごい!!笑
ベートーヴェンの肖像画って、
いつも「むすっ」と怒ったような顔をしていますよね。
でも、彼はずっと怒っていたわけではありませんよ。
あの表情にはちゃんと理由があるんです。
ベートーヴェンは、30代で耳が聴こえにくくなり、
やがてまったく音が聞こえない世界で作曲を続けていきました。
「音楽家なのに、音が聴こえない」
そんな絶望の中でも、彼はあきらめずに、
頭の中に響く音を頼りに、美しい曲を書き続けたんです。
『運命』や『月光ソナタ』『第九』など、
今も世界中で愛されている名曲たちは、
その苦しさと向き合いながら生まれました。
だからあの肖像画の顔は、「怒っている」というより、
真剣に、強く、自分の音楽と向き合っていた表情なんですね。
あのまなざしの奥には、
「絶対に音楽をあきらめない」という強い意志が見える気がしますね!