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“こもりうた”を表現しよう!

皆様、こんにちは♬*゚
今回は、テキストのとある曲を行っていた際に、どのように弾けばいいのかを生徒様と一緒に考えお勉強をしました!その時のお話を、今回はブログにしてみたいと思います。

ピアノという楽器は、鍵盤を押すと音が鳴る為、管楽器や弦楽器と違って、音を出すということに苦労はしないかもしれません。
もちろん両手で弾くとなったら、難易度はグッと上がるのですが、、、
練習している曲が弾けるようになったら、終わり!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大切なのは、その先にあります!
いかにテンポ通りに、強弱の記載通りに、そしてどんな風に弾くのかを考えることが、良い音楽を作る上で、大切になってきます。

今回は、「シューベルトのこもりうた」という曲を行っていた際、完璧に弾けた生徒様に「こもりうたって何か知ってる?」と聞くと、「うーん……何だろう?」と仰っていた、生徒様。
こもりうたについて説明し、「赤ちゃんが眠れるように、ゆっくり優しく弾いてみようか♫」と言うと「なるほど〜!」と納得してくれた生徒様。
するとテンポ、強弱、そしてどんな曲なのかについて理解を深めたことで、最初に弾いてくれた時より、とても良くなった生徒様♫
弾くことは一番メインなことではありますが、その前に理解を深めることも、大切ですね!
曲について知ったり、感情を込めて演奏することで、必ず音はこたえてくれますよ♫

楽譜の中で、曲に名前が付いていることが多々ありますが、それも適当に付けている訳ではなく、音楽に合わせて名前を付けているはずです。
例えば「やさしい〇〇」なら優しい音を、「ゆかいな〇〇」なら元気よく楽しい感じにと、どのように曲を表現するのか分からなくなった時は、曲名を見るというのも1つの手ですね!

テキストが進んでいくと、楽譜通りに弾けることだけではなく、書いてあるテンポで弾けているかや、強さは合っているかなど、様々なところに目を向けていく為、すぐ合格できないもどかしさを感じる生徒様もいらっしゃると思いますが、その先にはもっと良くなった演奏と、できた!という達成感が待っていますので!!
少しずつで大丈夫なので一緒に頑張りましょう♫