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指をはやく動かす方法!(初中級者の方向け)

『ピアニストの指ってどうしてあんなに早く動くの??』

『そんなに早く弾けないよ!』

『早く弾くとごちゃごちゃになっちゃう!』

生徒さんたちからよく聞くお言葉です。講師もお手本の時につい早く弾いてしまうと、真似したい!と思っていきなりはやいテンポで弾いてしまう生徒さんも多いです。

速く弾くにはゆっくり!

『ん??????????』

疑問に思われた方も多いと思います。しかしゆっくりの練習というのは、だれに聞いても推奨されます。

ゆっくりのテンポで完璧に弾けない曲は、速くしたら絶対に弾けない!ということです。

まず、今練習している曲をゆっくりと弾いてみましょう。

迷ってしまうところはありませんか?音を外してしまうことはありませんか?きちんとリズムが取れていますか?

一度試しにゆっくりとやってみると、きちんと弾けていない部分が思ったより多いはずです。

まずはそこをきっちりできるまで練習してみましょう!

だんだん速くする練習はメトロノームを使ってみよう!

さあゆっくり、きちんと弾けた方はいよいよテンポを速くする練習をします。

でもここでとっても大切なのは、メトロノームの目盛りを2か3にすることです!

正直まだ慣れていない方や途中で早いなと感じた方は目盛りを1からやってもいいくらいなのです。

ポイントは、目盛りを上げた時に早いなと感じないテンポ、なにも変わらないなと思うくらいがちょうどいいです。

同じことを繰り返して、気がついたらテンポが速くなっていたくらいがちょうどいいです♫

急がば回れは本当だった!

ことわざに急がば回れという言葉があるように焦りは禁物です。

また少しずつメトロノームの目盛りを上げると言っても1日であげられる限界もあります。

順調に少しずつ、2か3ずつ上げていってもどこかでちょっと早いなミスが多いなというところが来るはずです。そこまでたどり着いたらその日は、それ以上目盛りを上げずにそのテンポで練習しましょう!

楽譜に日付とメトロノームの目盛りを書いておくとわかりやすいですよ。

また次の練習のときにそのテンポから始めて、必要な目盛りを下げて、余裕がでてきたらまたテンポを少しずつあげていきましょう!

ゆっくり練習することのもう一つのメリット

ゆっくり練習することは、確実に弾けるようになるためですが、頭に理解させることも大きな目的です。

ピアノは、指を動かしますがその指を動かしているのは脳なのです!脳が命令して始めて指が動くのです。

頭から首を通って肩を通って、腕を降りて手があってその先のやっとたどり着いた指先。そこまで命令を行き渡るようにするには、ゆっくり練習してしっかりと自分の意思で指を動かすことが大切です。

きちんとした練習で、脳がしっかり理解できればピアノはとっても上達できますよ!

焦らずやってみましょう!

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