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小さな子供のご褒美は必要か?

こんにちは!ぱれっとピアノ教室です。

ピアノ教室ではよく出席簿にシールやスタンプを貼ったり、花丸をもらったらシールを貼る教室が多いです。

今まで本当にたくさんのお子様をレッスンさせて頂いて来ましたが、どんなお子様もシールが嫌いな子にはまだ会ったことがございません。

たまに少し大きくなって、僕はシールはもういらないという子はいますが、幼稚園、小学校低学年は間違いなくみんなシールが大好きです。

なんでもいいから!早く貼って!

この言葉はレッスンで同席されているお母様から、たまに、チラホラと聞くことがあります。

お気持ちは本当によくわかります。お子様はシールがもらえるのが嬉しくて、どれにしようか本気で迷います。週に1回、たった30分のレッスンの中でシールを迷う時間なんてもったいない!お母様からしたらそう思われるかもしれません。

でも私たち講師としては、このご褒美を楽しむ時間はとっておいてあげてほしいのです。大人からみたらシールを選んで貼る時間なんてもう一曲譜読みができたかもしれないと思うかもしれません。

でもこの時間が子供たちにとっては、嬉しいし楽しみでもある時間なのです。(しゅんご)今日はどれにしようかな、これかな?、こっちにしよう!』そんなかわいい悩みを持つのは今だけですから、少し見守ってあげましょう。あまりに長い時間選ばれている時は、講師がお声かけしますので安心してくださいね。最初はシールが貼れる楽しさでもいいと思うんです。

こんなに小さな子たちが一生懸命ピアノを弾いているのですから。

ご褒美目的ではなく自主的に練習をしてほしい…

その気持ちももちろんわかります。本来は音楽そのものを楽しんで、ピアノを練習してほしい。もちろんそういうお子様もいらっしゃいます。

でもまだまだ5.6歳の子がましてやもっと小さなお子様が自分からピアノを練習するのは難しいです。

まずご家庭だと、ピアノは大きいからイスに登るのも大変。ピアノの蓋を空けるのも一人ではできません。電子ピアノのご家庭は、自分でスイッチをつけることも難しいと思います。

おもちゃとはやっぱり違うピアノを自分から練習することはお子様にとって難しいことです。

最初はご家庭でも声をかけて、練習を習慣に

練習を習慣にするには、最初はどうしても保護者様の声かけが必要です。また練習中も一緒にみてあげることが大切です。蓋をあけて、『さあ、練習しておいてね』では無理です。ママやパパと一緒に練習して、できたら褒めてもらえる!喜んでくれる!そのあとはおやつ(ご飯)を一緒にたべる!そんな生活の一部にできれば、お子様もピアノの練習が自然なことになり、習慣が身につくと思います。

練習強制ではないので、無理はなさらずに♫

もちろん、ぱれっとピアノ教室の練習は強制ではありません。ただ練習すればより上達しますよということです。そのためにコースを分けていますので、少しでも上手になってほしいなという方は、お子様にはご褒美をあげながら、お家でも楽しく練習してみてくださいね♫

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